旅好きの柘植です。泳げないのに、海好き!日焼けが焼けどになるのに、南国好き!心の声、優先の私が作るメンズアクセサリーです。
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初めてのイギリス1
アンティークのことでも
アンティークマーケットのことでも
東海大豪雨を乗り越え、イギリス ヒースロー空港へ到着。ガイドブックを握り締め、入国審査へ。ここが難関です。ヒースローには、いろいろな国の人々が大勢来ていますから、みんなの後ろに並んで進んでいきます。もう、どきどきですよ。何人もの審査官がいますから、どこに行ったらいいか・・・つい、きょろきょろしてしまい、これがまた問題で・・・とりあえず、優しそうな若い女性の審査官のところに。これも、また問題で”サイトシーイング”(観光)と呪文のように唱えながら行きます。ところが、ガイドブックに載っているような言葉で質問してくれません。もうパニックです。答えになりそうな言葉を連発しました。しかし、ばかにしたような顔をされるだけで許可がでません。一か八か、日本人の団体旅行客の方に向かって、”助けてー”と大声あげました。日本のキャビンアテンダントさんが、飛んできて助けてくれました。やっと、通過です。後で分かったことですが、きょろきょろしてたので不振がられたのと、若い女性は正義感が強く、すんなりいかない。私、学習しました。身なりを整えて、慣れたふりをして、やれたおじさんの所へ並ぶ。これです。やっと、イギリス 入国です。アンティークディーラーの浅川さんが、迎えにきてくれていたので、後はスムーズに進み、宿泊するロンドンのマンションへ。写真が、英国骨董アサカワ店主の浅川さん、恩人です。
私、これでもアンティークディーラーのはしくれだったので、アンティークのことを少し書きたいと思います。海外へ旅すると、だいたいどの国にも骨董屋・アンティークショップはあると思います。なかなか慣れていないと入りづらいと思いますので、ちょっと敷居を下げてみたいと思います。まず、ショップに入ったら店員さんに”ハロー ルッキング OK?”と声をかけましょう。挨拶大事ですから。挨拶をかわし、店内を見て回って見たい商品があったら”ディス ワン ルッキング OK?”と指をさして聞いてください。礼儀正しくしていれば、英語が苦手でも丁寧に対応してもらえます。見てみて、ほしくなければ商品を戻して”サンキュウ”と笑って言えばいいんです。簡単でしょ。もし、ほしくなったら”ハウマッチ”と値段を聞いて、値段交渉です。”ディスカント OK”とはじめて、欲をかかずに2〜3割安くなればラッキーって感じで。これくらいかなと思う値段だったら、だめもとでもうワンプッシュ。ニコっと笑って”ベスト プライス”と言ってみてください。端数くらいは切ってくれると思います。あとは、”OK サンキュウ”で商談成立です。難しくないでしょ。旅の思い出に、何か買ってみてはどうでしょう。楽しみが倍増すると思いますよ。商品の知識については、ちょこちょこ書いていきたい思っています。
イギリスのアンティークマーケットについて書きたいとおもいます。イギリスのアンテイークマーケットで有名なのが、ポートベローです。映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台でも有名です。ジュリア・ロバーツと ヒュー・グラントが出会う場所で、ブルーの扉の書店も本当に存在します。ポートベロー全体で、アンティークショップは約2000軒有るといわれています。他のロンドン アンティークマーケットは、コヴェント・ガーデン、カムデン・パッセージ、バーモンジー・マーケットなどが有名で、どこでも楽しめるのですが、開催日が決まっていますので調べてからいかれるといいと思います。ポールスミス氏も散歩がてら散策してるそうなので、出会えるかもしれません。コアな方にオススメなのが、スウィンダビー・マーケットです。ロンドンから車で3時間くらい走った、リンコンという町で年4回開催されます。空港跡地で行われ、約4000軒のショップが立ち並び、4日間連続で開かれます。私は、夏場に行くと朝3時起きで入り口に並びます。速いもの勝ちなので。見渡せないほど大きな会場を朝から晩まで、買い物三昧というのは本当に楽しいの一言。なにせ何があるのか分からないわけですから、こんなワクワクすることはありませんよね。探して、コミュニケーションして、買って、また探す。一度体験したら、もう病みつきです。別にアンティーク好きでなくても、ありとあらゆるものが売られていますから、ほしい物が必ず見つかり、楽しいこと間違いなし。機会があれば、ぜひ体験してください。詳しくは、下記のアドレスで見てくださいね。 http://www.arthurswallowfairs.co.uk/