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チェコ 世界遺産チェスキー・クルムロフ 旅日記2

チェスキー・クルムロフ城をおおくりします。
といっても、本当の内部は見学できませんでした。残念!
オフシーズンなのか、内覧ツアーが出ていませんでした。
チェスキー・クルムロフ城は、何世紀にもわたり増改築されてきたので、
いろいろな建築様式を見て回れます。
ゴシック・ルネッサンスなど。
次の観光名所が、フラデークの塔。
壁をよく見ると、彫刻ではなくだまし絵で構成されていて、
フラスコ画のよなトロンプ・ルイユと呼ばれる技法です。

チェスキー・クルムロフ城は、いくつもの建築で構成されているので、
建物・回廊・建物・回廊って感じで見ていきます。

扉の蝶番ひとつとっても、このデザインです。凝ってます。
機能的だけでは、どうもしっくりこないんでしょうね。

入り口の建物を貫けました。町との距離感がわかりますかねえ。
日本の城下町と違って、お城のすぐ下が町です。
城主と住人の距離感が伝わってきます。

建物の中をくぐらないと、次へは行けません。変わった構造です。
普通、建物の外に通路がありますよね。
敵の攻撃に備えてかな。

全面トロンプ・ルイユ。本当の建具と交じり合って、トリックの世界。
日本でいえば、漆喰のこて絵ですかね。

今度の建物は、曲面を多様した様式みたい。
100年単位の流行なんでしょね。

伝統美だけではなく、現代アートも融合せれてます。
重厚すぎると、ちょっとユーモアで軽くするみたいな。

現代でも使われているモチーフの原型が、ここに。
クール&ゴシック。

フラデークの塔が見えてきました。
ロシア聖教の影響があるように見えますが。
こちらも全面トロンプ・ルイユ。
建物なのに平面的で、奥行きが分かりにくい。
こういうのを見て、だまし絵を考えたんですかねえ。